2016年9月2日金曜日

未来の教会に行ってみた




未来の教会では人種   信仰   社会階級 性的指向 年齢 文化背景など もう誰も気にしていなかった。

神への祈り、懺悔、聖書、、、、そんな時代は終わっていた。

中央前方女性のメガネに注目!
クラブのノリと変わらない!? 笑




 

この教会の聖壇に”十字架”はない! 十字架を”死のシンボル”とみなすからだ。
生きることに感謝し 人生を謳歌する。

スピリチャルな解放を求めてジャズ、ブルース、ゴスペルを歌い 踊る。



          
         
      

        ドレッドヘアの牧師さん 初めて見ました。:)




               




そんな”未来の教会”は現存していた。
サンフランシスコ グライド メソディスト教会である。主任司祭は知る人ぞ知るCecil Williams氏だ。

グレーのジャケットを着ている方がウイリアムズ氏
隣のアジア系女性が奥様



”真の教会とは人生の苦境、崖っぷちに立たされた人たちに手を差し伸べること”------Cecil Williams                  


言うまでもなくウイリアムズ氏は先鋭分子な牧師である。
50年前 教会がタブー視していた同性婚を支援していた。
(同性婚が合法になった今でも教会はタブー視しているが、彼は半世紀前から既に平等を求めて奮闘していた。)

彼の前衛的な考えについていけず去る信者も多く、35人まで減っていくが、彼の信念は変わらない。


ACCEPTANCE     UNCONDITIONAL LOVE (万人を受け入れ、無条件の愛を与える)

ハグタイム 




現在信者は1万1千人。毎日3500食を必要とする人たちに無料提供し、ボランティアは総勢1万七千人にも上る。
入会勧誘もしないが来る者をも拒まない。



グライド メソディスト教会



この日のゲストスピーカーは"Human Trafficking"(人身売買)について語っていく。
現代版人身売買の目的として性的搾取、薬物の取引、強制労働などが挙げられる。

こうした違法行為に我々が目を背けてしまう事自体も問題であり、放置してしまえば
次世代に生きる子供達は”人身売買犯罪”を容認してしまう恐れがあることをスピーカーは懸念している。

奇しくもこの日(8月28日)はMartin Luther King Jr.の
I have a dream 演説があった日
53年後、アメリカを動かしているのは黒人のオバマ大統領だ


普段教会とは縁のない僕にとって宗教色のないスピリチャル空間はえらく居心地が良い。

ここに未来の教会を感じてしまうのは僕が単に無神論者だからなのか。。。。








ブルーラインが今日歩いたところ :)










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