2016年10月3日月曜日

遺産で運営される75万人無料コンサート


それにしてもアメリカの億万長者はスケールが違いますね。

主催者は 億万長者のベンチャーキャピタリスト、ウォレン・ヘルマン氏。
彼はブルーグラス音楽をこよなく愛し、自らバンジョーを弾くミュージシャンでもありました。



彼の死後(2011年)、25億円(1ドル100円換算)がサンフランシスコ市に寄付され遺言により運営資金が底をつくまで無料コンサートが市民に提供されます。
彼の没後から既に5年。あと10年間ほど続くと言われています。



2001年に始まったこの無料コンサート、今年で16回目を迎えました。 3日間に及ぶ週末コンサート、観客動員数は述べ75万人。

ゴールデンゲートパーク(幅800メートル、長さ4.8キロ、412ヘクタール)の中に6カ所の野外ステージを設け参加ミュージシャンは100組以上という大規模なコンサートです。



ジャクソンブラウン会場は満席でした
後ろの方ではピクニックを楽しむ人たちも :)


当初は "Strictly Bluegrass Festival" (ブルーグラス一色フェスティバル)でしたが、3年後の2004年から"Hardly Strictly Bluegrass Festival"(ブルーグラスだけにはとどまらないフェスティバル)に変更され いろんなジャンルのミュージシャンも参加するようになりました。

今年はシンディー・ローパー、クリス・アイザック、ジャクソン・ブラウン、ボズ・スキャッグスも参加していました。





                           還暦過ぎ(63歳)とは思えないほどパワフルなシンディーローパー 👍
                            僕自身ビデオ撮影したのですが 音楽は聴こえてもシンディが全く
       見えず!! ユーチューブからお借りしました。


別件ですが  月に1度美術館が無料解放されたり、今年で79回目を迎えたStern Grove Festival という屋外無料コンサート(夏季毎週日曜日)もあります。
また席さえ厭わなければオペラやクラシックバレーもお手頃値段で鑑賞できるしミュージカルの半額チケットがあったりいろんな文化、芸術イベントにも気軽に参加出来ます。

パリには及ばないけれどサンフランシスコが魅力的なのは文化的に豊かな街だから、と長年住んでいると感じます。:)



この会場は結構空いていました



騎馬警官
普段もゴールデンゲートパークで
見かけます



エコ意識の高いサンフランシスカン
1キロに及ぶ駐輪場は自転車の山
フェスティバル名物!?です 笑
我々は徒歩でいきました
10キロ以上歩いたと思います
最後は足が引き攣って友達との夕食待ち合わせ遅れることに :(






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