2016年10月19日水曜日

アメリカ *クーポン* 事情



”マクドナルドでクーポンを使っている30代男性を見て、生理的な嫌悪感を持ってしまった。”

そんな女性のツイッター告白に 一万件以上の異論が出ており話題になっているとの
記事を日本のサイトで見ました。


http://news.infoseek.co.jp/article/20161016jcast20162280822?ptadid=



アメリカはクーポン発祥の地。

少しクーポンの歴史をさかのぼってみると。。。。



クーポンが産ぶ声をあげたのは 

1895年、ミシガン州にあるシリアルメーカーでした。



1920−30年代 クーポンは新聞媒体に掲載され 



1950年代 大量生産の時代に突入し、新商品プロモーションのため
クーポンが利用されることに。



1960年には 50億枚だったクーポンが



1970年には 164億枚になり



1980年には 964億枚



1990年には 2880億枚



そして紙クーポンが全盛期だった
2005年頃は全米で年間3000億枚も配布されていたそうです。



アメリカ企業が行う消費者向けプロモーションの約4分の3を
クーポンが占めているとのこと。




一方 日本のクーポン歴史は浅く


1984年 店頭型クーポンが開始。



1991年 新聞折り込みチラシに新聞クーポンが誕生。



1997年 マクドナルド、ローソンが インターネットクーポンを導入。



(以上 世界のクーポンの歴史から引用)



この歴史の違いを見るとこの女性が クーポンを利用した男性を見て嫌悪感を持つのも
なんとなく納得かも。。。。



それに比べアメリカ人は ”クーポン使って何が悪い” くらいの感覚で利用してますよ。




以前 友人(医師)に 昼食に誘われた時のこと。

”僕のおごり”ということで。。。



行った場所:ハンバーガー屋さん。


お支払い:無料クーポン(しかも患者さんからもらったという代物付き)


チップ:チップは僕が払いましょうか? と問うたら

    If you want to. (そうだね、 そうしてもらおうか)



ドン引きしちゃいましたよ。

結局のところ タダ飯にありつけたのは その友人。

お金ない人ならわかるけれど 相手は医者ですよ。医者。

日本人で こんな堂々とクーポン使える人います???


歴史的にはアメリカより約100年遅れて始まった日本のクーポン。

100年後の日本では そんな光景が当たり前になるのかも。。。。。






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